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富士通ノートのパスワード解除 [JUNK PC]

富士通ノートのBIOS Lock 解除の件

02_BIOSパスワードロックが掛かっている (1).jpg

先週、富士通のビジネスノートを購入してきました。
勿論JUNK品ですが、メモリとHD(250G)搭載で3300円でした。
モデルはLifeBook A561/Cというものです。
CPUはCi3-2310M、HDも250GBという仕様でした。

この機種は比較的分解が容易なことと対応するCPUも多いので前にも
数台アップグレードしたことがあります。

最近は、秋葉原でもJUNKであっても通電確認をさせてくれるお店が
増えていますが、その日はなぜか、外観確認だけで買ってきてしまいました。

家に帰って、確認したところ、案の定以下の不具合が見つかりました。
やはり、ちゃんと通電確認はしないとだめですね。
1)HD(250GB)は認識されませんでした。
2)液晶に保護シートが貼られており、接着テープが2mmくらい 額縁状に
  付いていました。
3)BIOSパスワードが掛かっていました。

1は交換でOK、2は動作には支障ないのでOK、しかし3のBIOS LOCKは想定外
でした。

BIOSパスワード解除については、やらないで済むのが一番ですが、どうしても
JUNKを扱っていると、お目にかかるケースがままあります。
解除方法はメーカによっていろいろですが、富士通の場合は以前にも解除した
ことがあり、今回もやってみました。

解除手順は概ね以下の通りです。
(内容を鑑み、以下は多少抽象的な記述になるのでご容赦ください。)
1)パスワードの掛かったPCのBIOS画面を表示させる(F2など)
2)パスワード入力画面で、特定の文字列(6字+6字+8字)を入力
3)パスワード解除用コード(5x5・6x4桁など)が表示されるのをメモ
4)別のパソコンで解除ツールのあるサイトにアクセスし、ツールを
   ダウンロードする。
  (メーカ別・解除用コードの構成によりツールは異なります。)
  (私はこれを間違えたばかりに、かなり梃子摺ってしまいました。)
5)今回のA561の6x4文字の場合、Windows版の解除ツールが無いので
  解除ツールは、Pythonのスクリプトで書かれたものを使うこととなります。
  そのためには、まず、Pythonをインストールします。(旧版の2.7が必要)
6)コマンド入力でスクリプトを実行する
7)6x4の解除用コードを入力する。
8)表示されたマスターパスワードをメモする。
9)パスワードの掛かったPCのBIOS入力画面にマスターパスワードを入力する。
10)BIOS画面に入り、管理者用パスワードを変更する。
11)保存して終了する。

以上で終了です。私の場合はいろいろ間違えたりしたので概ね3時間ほど
掛かりましたが、きちんと説明通りやれば30分も掛からないで解除できます。

以前にやったときは、解除コードが5x4桁なので、解除用プログラムも
Windows版があったのですが、今回は、6x4桁でWindows版の解析ツールが
無いので、梃子摺りました。(2014年ごろから6x4に変更になったようです)
Pythonなどは初めて使いました。

今後は、JUNK PC 購入時にはBIOS解除などしないで済むようくれぐれも
よく確認しましょう。


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